借用書にも時効があることを理解しておきましょう

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貸借の時効

時効が存在する事

時効と聞くと、刑事事件の印象を受ける人が多いと思います。お金の貸し借りにも時効が存在する事を知っておいてください。お金を貸す側の人間は、1番覚えておいた方が良い知識です。また、お金の貸し借りがあった際には、借用書を作る事とは別に、時効の知識について知っておくことが必要不可欠となります。お金の貸し借りに対して、有効とされる期間がある事について、ご説明致します。

権利の上に寝る物は保護しない

まず、時効とは借用書があるないにかかわらず、お金の貸し借りがあった際に、時効について知らなけれ ばなりません。時効とは、事実状態が一定期間続いた状態になると、その状態を尊重し、他の権利を無くす事 を表します。また、権利の上に寝る物は保護しないという法の基づきも関係しています。また、借用書を作っ ていても、作っていなくても、時効が適応される事を知っておきましょう。

また、借用書があってもなくても、「時効が来たので払いません」と時効を主 張する事で、時効が成立するのです。ですが、この発言をする際に、気を付けなければならない のは、借用書があるかないかではなく、一部でも借りている事を認めてしまうと、時効が成立しない事を、 きちんと理解しておかなければなりません。万が一、貸した相手に時効の宣言をされたとしても、貸借をし ているという証拠があれば問題はないでしょう。確実なのは貸した相手に時効前に督促を出したり、第三者の 証人がいる前で、支払いの意志がある、ということを言わせることです。「支払いの意志がある」という 宣言を取れれば、その段階で時効は消滅します。相手に後でシラを切られないように、録音をしておくのが 一番間違いないでしょう。

様々な時効

ポイント

消滅時効とは、借用書には関係なく、お金を貸している人が返済を求めずに、一定の期間放置してしまうと、返済を行わなくてもよいという事になる時効のことです。お金の貸し借りに関しては、こういった消滅時効が問題となる事が多くあるのです。また、取得時効についてですが、例えば、土地を自分の物だと信じて使っているのに、一定の期間が過ぎるとその土地が他の人の物になっているというのが取得時効という時効のことです。

時効の中断を行う事もできる
考えて記入

また、お金の貸し借りでの消滅時効は、返済する期限を約束しているのであれば、 借用書に関係なしに、その期限が来て10年たてば消滅時効の扱いになります。ですが、貸主が借主の一 方、または、両方が商売人だった場合、5年で消滅時効の扱いになります。また、時効の中断を行う事 もできます。時効を中断する事によって、時効の進行が振出に戻っていきます。ですが、1度中断 すると中断が終わった際に、時効の期間は新しく始めなければなりません。少しややこしいですが、これも大事な ポイントですので、覚えておきましょう。またこのような約束事は必ずメモをとって忘れないようにするのも基本です。

借用書の書き方の基礎的知識